こんにちは、yasuです。

さて、私が会社員時代に部門長として採用活動をしていたときの雑感をまとめていきたいと思います。
内容としてはタイトルの通りで、転職活動において「資格取得」って意味あるの?ってものです。

意味がないわけではない

まず大前提としてその資格がないと働けない業界ってありますよね。
弁護士や医師などの士業は別枠として考えたとしても、不動産業界で宅建はほぼほぼ必須資格でしょうし、証券会社に勤めるのであれば証券外務員などの資格は必須でしょう。

ここで議論したいのは、そうした業界で必須の資格というわけではなく、自己研鑽として活用する資格というものについてである。

例えば、統計検定とか、TOEICとか、マイクロソフトオフィススペシャリストとかです。

こうした資格は正直なところ、統計の知識が詳しいです!とかの証左としてはいいかもしれませんが、転職活動においてそういう資格を取得したからと言って、必ずしも内定を確約するものでもないですし、年収が上がるというものではないです。

面接官が面接で見ているのは、転職候補者のこれまでの仕事における実績だったり、成果を上げる際の再現性だったり、人となりだったりなのです。

例えば、データサイエンティストの採用面接において、統計検定2級を持っているよりも、あるアプリのユーザーデータを収集する仕組みを作り、データ分析をしてユーザー数をアップさせてきたという実績のある人の方が確実に年収アップだったり、内定獲得につながります。

資格はどういうもの?

だとしたときに、資格取得は意味がないのか?と言われるとそういうわけではなく、仕事においてより高い成果を出すために学問的なアプローチとして勉強して実務に活かしていくという目的で自身の知識が確かであることを示すものとしては有効ですし、評価されます。

アプリのユーザー分析をする際に、自分の知識に偏りがあると感じられたために、既存知識の補強と新分野への知識取得として資格を取得したという話であれば、その人がプライベートの時間を削ってまで成果を出すために努力してきたことは評価されるべきです。

ただ、未経験者であるがために、なんとなく統計検定を受けましたとか、マイクロソフトオフィススペシャリストを取りましたとかだと、採用する側としてはあまり魅力的に感じないのです。

マイクロソフトオフィススペシャリストを取っていたとしても、本当に実務で活用できるかは別なのです。

年収アップに必要なのは結局は目の前の仕事をしっかりとこなすこと

結局のところ、年収アップに貢献するのは現在の仕事において成果をしっかりと出すことしかないのです。
そして、その成果の出し方に再現性があることが重要なのです。

再現性があるということは、自分の会社に入社してもらっても、その人にしかないノウハウや知識、人脈で成果をあげてもらえるという期待値が高まるからです。

前の記事(https://www.happy-carrer.com/blog/73)でも書きましたが、とにかく自分はこんな風にして成果を出すことができますというアピールが重要なのです。

1、社内で優秀な人を探してリストアップせよ

2、社内で優秀な人がなぜ優秀であるかリサーチせよ

3、社内で優秀な人がしている行動を真似せよ

4、1~3を繰り返して優秀な人リストを総ざらいせよ

https://www.happy-carrer.com/blog/73

上記をしっかりと行って自分のスキルをアップさせていきましょう。
その過程で資格取得をする分には全然問題はないですが、資格取得=年収アップや内定獲得に直結するわけではないということは理解しておいた方がいいでしょう。

ほな

さよなら三角また来て四角

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