こんにちは、yasuです。
本日2回目の投稿となりますが、このブログを見ているということは転職や自分のキャリアについて考えている、悩んでいる、迷っている人だと思います。
転職活動をしていくうえで、将来自分はどのように働いていたいのか、生活や収入のバランスを考慮したり、自分はそもそも何がしたいのだろうか?といろいろと考えると思います。
また、転職エージェントの人と話をしていると、3年後や5年後どうなっていたいですか?とか、譲れない条件は何ですか?などなどいろいろと質問されることで、さらにその悩みは増えていきますよね。
そうした将来のことを考えるうえで、ひとつのきっかけとなるようなことを今回は書きたいと思います。
キャリアビジョンの前にキャリアアンカーを考えよう
よく3年後、5年後どうなっていたいですか?という将来のことを聞かれたりすることは多いと思います。
そういうことをキャリアビジョンと言うのですよね。
キャリアビジョンは自分の仕事人生をどのように描いていくかという青写真みたいなものです。
ちょっとキャリアビジョンの意味を確認しましょう。
キャリアビジョンは、人生や仕事において、自分自身がなりたいと思う姿のことを指します。自分の大切な価値観や考え方を反映していきながらキャリアビジョンを描いていくことで、より明確に自己理解をすることができます。
https://news.mynavi.jp/article/20200823-1232754/
さて、上記の意味合いで言うと、キャリアビジョンは何も「仕事」に限った話ではなく、人生全体の話でもあるのです。つまり、ライフイベントなどを考慮してどんな生き方をしたいか?が問われているのです。それゆえに、男性よりも女性の方がキャリアビジョンは具体的だった印象を私は持っています。
女性の方が、結婚や出産、子育てで仕事という意味でのキャリアが途切れてしまうことがイメージしやすいからでしょう。
そして、重要だと思うのは「自分の大切な価値観や考え方を反映していきながら」という部分です。
おそらく転職活動をしている人の多くは仕事の条件である、収入やポジションなどの待遇面にとらわれてしまい、自分の大切な価値観や考え方まで考えが及んでいないことがほとんではないかと思います。それゆえに実際に転職してみて違和感を感じたりすることが多いのではないかと思うのです。
人は不完全な生き物ですから、その人の集合体である会社や組織も不完全なものです。全てを完璧に満たしている会社などは存在しないのです。何を優先して、何を妥協するかなどをきちんと考えておく方が精神衛生上良いですね。
そこで、重要になってくる考え方として「キャリアアンカー」という概念があります。
キャリアアンカーとは
さて、「キャリアアンカー」について簡単に意味合いを確認しましょう。
個人が自らのキャリアや働き方を選択する際に、どうしても譲れない「価値観」や「欲求」「コアコンピタンス(能力)」のことを指します。マサチューセッツ工科大学名誉教授のエドガー・H.シャインによって提唱されたキャリア理論の概念です。
https://mba.globis.ac.jp/careernote/1142.html
ということのようですが、アンカーというのは「錨(いかり)」のことで、自分を船に、人生を航海に見立てた場合に潮目で流されてしまわないようにするものなんですね。
ということで、働いていると目先のオファーや一瞬の感情で自分のキャリアを見失わないようにしましょうということです。簡単にいうと、働いていて、何に喜びや楽しさを感じたり、何に悲しみを覚えるのかを整理して自分はどんなタイプの人間かを考えましょうということです。
先ほど引用したページにはキャリアアンカー診断もあるので、動物占いみたいなものだと思ってやってみるといいと思います。
自分の人生のハンドルは自分で握れ
ここまで読んでみると、結局自分は転職すべきなのか?と思った人に対してですが、
そんなもん、自分の頭で考えろってことです
そう自分の人生は自分で意思決定するしかないのです。誰かにアドバイスをもらったり、自分の考えを整理するのに話をするのはいいですが、今転職市場が活況だから転職すべきというのは少し立ち止まって考えることをお勧めします。
そう、ここまでしっかりと自分のキャリアについて考えていれば、自分のことについて俯瞰的に分析することができるので、あとは自己アピールの仕方次第なので転職はスムーズに進むと思います。
まあ、転職がすべてではないですが、転職活動をしてみることで自分のことについて理解が進むこともあるのでキャリアの棚卸としてキャリアについて考えてみることはオススメです。
ほな
さよなら三角また来て四角