こんにちは、yasuです。

さて、今日は現場の管理職をしていた経験を少しお話をしたいと思います。
私は4人~5人のチームを運営していました。

あんまり詳しく書くとプライバシーの問題もあるのでだいぶざっくりと説明します。
部下には年上や年下、男性も女性もいろいろといました。

褒めて伸ばすってそんなの嘘

さて実際に管理職を経験してみて感じたのは、「褒めて伸ばすってそれは嘘というか、無理」ということです。
管理職として部下を持つということで、マネジメント関連の書籍や判例などたくさん読みました。
やはり人を管理したり、指導したりということでどうすればより良い部の運営ができるかを考えていました。

例えば「イシューから始めよ」は素晴らしかったですね!
https://www.amazon.co.jp/dp/B00MTL340G?tag=mybest_presses_4258-22

これは本当に名著だと思います。

ただ、ドラッカーさんの「マネジメント」とか、戦略コンサル出身の方が書いた書籍やリクルート出身の人が書いた書籍、GAFA出身の方が書いた書籍は確かに素晴らしいのですが、マネジメントをする側もされる側もみんな優秀なのだろうから、やっぱり書いていることがレベルが高いのです。

部下を褒めて伸ばすってその部下のレベルが一定水準を超えていると感じるのです。
一流の会社に入社できるというだけで、その能力や資質はスクリーニングされているんですよね。

中堅や中小企業で、業績もいまいち良くないベンチャーだと、転職希望者のレベルがヤバイ場合が多いのです。

例えば、
・週5日のフルタイム勤務で週3日遅刻してくる(しかも2時間くらい遅刻)
・週5日のうち、週3日は誤字脱字のようなケアレスミスで注意をしなくてはいけない
・報告書を納品する3日前くらいから体調を崩し始める
・報告書納品日当日になって完成していないにも関わらず体調不良で欠勤
・同僚が挨拶しないということで目くじらを立てる
・同僚の鼻をすする音がうるさくて上司に苦情を入れてくる
・報告書が出来ていないのに、できていると嘘をつく
・社内研修で自分が出来ていないと休む

こんなのが他にもたくさんあって、こういうのに対応していると自分の仕事が全く進まないのです。
そして、こういう人の相手をしていると精神的にきます。本当にきます。

そして注意すると「すぐにパワハラ」って言われるような感じだと本当にこちらがおかしくなります。

褒めて伸ばすことのできる環境は余裕のある環境

管理職を経験して感じたことは、市販で売っているようなマネジメント関連の書籍はやはり余裕のある環境で働かれてきたような方のロジックだなということです。

ディスカッションするときも論理的に冷静に話ができるだけでかなり優秀ですし、
嘘もつかず、時間にも遅れず、任された仕事は責任感をもってやり遂げてくれる。

これは本当に部下を持つものとしては本当にありがたいことなのです。

管理職経験を通して感じる欲しい人材とは

さて、いろいろと書いてみたのですが、管理職経験を通じてこういう部下なら採用したいという人物像を考えてみたいと思います。それは採用基準にもつながると感じるからです。

では、どんな人が欲しいか?
1、仕事に対しての自分なりの展望を持っていること
2、プロ意識があること(自分の中での誇りがあること)
3、明るいコミュニケーションが取れること
4、笑顔がいいこと
5、人として、こいつと働きたいなって思えること
この5つですね。

この5つがあればスキルや経験が多少足りなくても全然問題ないと思います。
上記が欠けていると社内でのトラブルが頻繁になってせっかく採用しても組織上の課題は本当に大きくなるばかりです。

まあ、前回投稿(https://www.happy-carrer.com/blog/90)したようなExcelマスターみたいな小手先の転職テクニックを鍛えるのは確かに重要ではありますが、上記の5つは良い転職をする上でも、成果を出す上でも、本当に大切なことなので改めて振り返ってみるといいと思います。

ほな

さよなら三角また来て四角

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