こんにちは、yasuです。
昨今の風潮として、働き方改革の流れもあり、残業時間をできるだけ少なくせよ!って考え方が強くなってきているように思います。この流れについてそれほど私は否定するものではありません。
しかしながら、実際の働く現場という観点でいうと、いかにもお役所的だなって気持ちもあります。
若手のビジネスパーソンとしての側面
まず自分が若手のビジネスパーソンとして、積極的に稼ぐ力や仕事ができる人になりたいと考えている場合、より多くの仕事をして、より高い成果を出したいと思うでしょう。なぜなら、そうしないと今までたくさん働いてきて成果を出してきた人と対等に渡り合うには経験の浅いビジネスパーソンとしては不安に感じることもあるでしょう。
またビジネスパーソンとしてパワーアップしたいという若手ビジネスパーソンであれば、効率の悪い作業をしたり、思考がまとまらずスムーズに進まなかったり、ミスをしてリカバーしたりすると、通常の勤務時間内で果たして終わるでしょうか?
仕事で成果を上げるために責任感をもって自ら進んで残業する場合もあるでしょうし、申し訳なさからかサービス残業をするかもしれません。もちろん、上司から命令されて残業をしたり、サービス残業をしたりするケースもあるでしょうね。
しかし、その若手ビジネスパーソンの気持ちを否定できるでしょうか?あるいはその上司を否定できるでしょうか?現状の日本の雇用環境は労働者を簡単には解雇できないようにされているため、構造的にこのような問題が引き起こされてしまう。
かつて富岡製糸工場で女工を管理する際に活用していたような法律(工場法)を現代にも強引に適用しているからおかしいんでしょうね。でも女工さんも技術によって時給がだいぶ違ったようですが、今の仕事においては時間では図れないものが根底にあるのでこうした矛盾は生じてしまうのです。
当時の深刻な社会問題として特に訴えたのは、繊維業女工が過酷な工場労働によって結核に侵されている状況でした。
工場法施行百周年に寄せて
https://www.mhlw.go.jp/houdou_kouhou/kouhou_shuppan/magazine/2016/08_01.html
管理職者側としての側面
また、私は自分が管理職者として働いていた経験からして、部下のミスをリカバリーするために部下に残業をしたり、自分が休日出勤をしたり、一方で業務量や残業時間を管理したり、管理部門からの残業時間に関する諫言をうまくやり過ごしたりとピープルマネジメントは非常に大変だった思い出があります。
中には、私についてこれず涙した部下もいたでしょうし、恨んでいる人もいるかもしれません。パワハラと指摘されるようなこともあったかもしれません。でも当時の労働環境下ではすべてを解決するようなことはほとんどできませんでした。
結局は管理職者側としても残業時間だけを抑制せよというお題目だけでは目の前の仕事をこなすためには何も解決できることはないのです。
ルールを踏まえたうえで自分のキャリアを築いていこう
さて、日本の労働環境における構造的な問題を理解したうえで、自分が幸せになれるキャリア戦略を考えなくてはいけません。
今後、残業時間を抑制せよというお題目が解かれることはほとんどなく、流れとしては解雇規制はだんだんと緩くなっていくことでしょう。
そう、結局は自分のことを中心に考えて働くしかないのです。
で、具体的に何をしていくか?については他の投稿に詳しく書いているので他の投稿もご覧くださいね(笑)
とりあえず、30歳までに年収500万円を目指してくださいね!
https://www.happy-carrer.com/blog/83
で、タイトル回収の話なんですけれどね。
1日24時間の中で、仕事や私生活のバランスを取るのか、何十年というスパンの中で今は働く時期、今は家族との時間を大切にする時期という形でバランスを取るのかということだと思うんですよね。
そう今叫ばれているようなワークライフバランスとかいう常識的な考え方も自分の頭できちんと考えないといけないよってことですね。
まあこういう考え方って別に新しい考え方なわけでもなく、いろんな著名な方が言っているわけ。
でも、それはこれからの時代ほんとうにその通りだと思う。
ほな
さよなら三角また来て四角