こんにちは、yasuです。
以前投稿した記事(https://www.happy-carrer.com/blog/62)で自分のキャリアビジョンを見つめる前にキャリアアンカーを考えようという話を書きました。
キャリアビジョンとは
キャリアビジョンは、人生や仕事において、自分自身がなりたいと思う姿のことを指します。自分の大切な価値観や考え方を反映していきながらキャリアビジョンを描いていくことで、より明確に自己理解をすることができます。
https://news.mynavi.jp/article/20200823-1232754/
キャリアアンカーとは
個人が自らのキャリアや働き方を選択する際に、どうしても譲れない「価値観」や「欲求」「コアコンピタンス(能力)」のことを指します。マサチューセッツ工科大学名誉教授のエドガー・H.シャインによって提唱されたキャリア理論の概念です。
https://mba.globis.ac.jp/careernote/1142.html
ということです。
さて、上記のサイトから自分のキャリアアンカーを〇〇タイプみたいな感じで判別できたりするわけですが、私が個人的に後輩にアドバイスしたり、自分が転職するかどうかを判断する際に活用したフレームワークを紹介します。
転職意思確認フレームワーク
1、今現在転職したいと思いますか?転職したい気持ちを10点満点でつけてください。
※0点に近い方が転職したい気持ちは低い。
2、その点数を付けた理由を具体的にお知らせください。
3、10点でない人に聞きます。10点でない理由を具体的にお知らせください。
4、今現在勤めている会社に対して不満に感じていたり、憤りを覚えたことを具体的にお知らせください。
5、仕事上で将来どんなポジションが理想的だと思いますか?現在のことや将来ことを踏まえてお知らせください。
6、そのポジションで働くためには、どんなスキルや権限が必要だと思いますか?
7、そのポジションで働くために、あなたはどんな努力をしていくと良いと思いますか?
以上です。
転職意思確認フレームワークの解説
1は自分の本気度の確認
2はそのように考えた理由の明確化。自分の転職意思の深堀。
3は転職を阻害する要素や心配事の確認
4は現状の不満点と解消したいことの確認
5はあなたが叶えたいと思っている理想の働き方
6は中期的な達成すべき目標
7は中期目標を達成するために必要な努力の方向性
これをしっかりとまとめることができれば、職務経歴書などの書類、面談対策はほぼほぼ問題ないと思います。
もちろん、一部のコンサルで実施されるようなケース面接や筆記試験は別途対策は必要ですが、自分の意思確認は十分できると思います。
さて、このフレームワークがどうしてキャリアアンカーにつながるのか?ということですが、今までいろんな転職活動をしてきたり、アドバイスをしてきた観点から言うと、自分の「負の感情」を理解することが重要なのです。
ネガティブ感情を理解しよう
よくアンガーマネジメントだとか、他責はよくないとかネガティブ感情に対して批判的なことを指摘されることが多いが、ビジネスパーソンとしてそれをコントロールすることは重要ですが、こと転職活動においては自分のネガティブ感情をしっかりと理解することが大切です。
なぜか?
当たり前ですが、転職って往々にしてネガティブ感情が起点であることが多いからです。
自分は正しく評価されていない、賃金が低い、長時間労働である、人間関係が最悪だ、上司が使えない、部下が使えない、福利厚生が不十分だ、将来性がない、スキルが身につかない、家族との時間を大切にしたい、仕事ができない自分が嫌だ、などなど
そう、これらの感情を職場であらわにするのは賢い選択ではないが、自分の心の動きを理解することが非常に重要である。ポジティブな感情よりも、ネガティブな感情の方がより大きなエネルギーを生むので自分が何に怒り、何に悲しみ、何を辛いと感じるかは自分を理解するのに非常に役立ちます。
そう、前向きな感情だけが自分ではなく、後ろ向きな感情や腹黒い気持ちがあってこそ自分であるし、それを真正面から受け止めることが自己理解につながるのです。
ほな
さよなら三角また来て四角