こんにちは、yasuです。

今回は自分の市場価値を上げる方法をまとめていきたいと思います。
前回の記事の「自分のスキルや実績の整理の仕方(https://www.happy-carrer.com/blog/26)」で記したように、自分の仕事ぶりを客観的に評価して自分でまとめることは重要です。

そして、転職市場で評価されるのは、過去の仕事ぶりや現在の仕事でどれだけの成果・実績を残してきたのかをアピールすることである。

そう、つまりは面接でどれだけホラを吹いたところで転職後にメッキがはがれてしまうわけなので、きちんとビジネススキルは上げた方がいいのです。そういうことなくして、転職でジョブホップしたところで一時的に年収はあがるものの、辛いビジネス生活が待っているだけです。

というわけで、どうやって自分の市場価値を上げていくかということを早速紹介していきます。

年収を上げるための4つの道筋

はい、まずビジネススキルを上げる方法としていろんなことがあるのですが、ちょっと分解してみます。

1、基礎的な汎用性の高いスキルの向上(officeツールなどの基本的なレベルの向上)
2、業界用語や業界の習慣などの業界における知識の取得(その業界の常識レベルをあげる)
3、勤務している会社のルールやスキルの取得(その会社だけでしか通じないものを理解し運用する)
4、ビジネスパーソンとしての提供価値を上げる

と、だいたいこんなところでしょうか。この4つが転職市場におけて自分の市場価値を上げる方法です。

で、1とか2とかは正直なところ基本的な書籍やセミナー、先輩らからのOJTでしっかりと取得していけば全然問題ないです。そして、これらが30歳までに身についていないとそもそものビジネスパーソンとして厳しいかもしれません。

ただ、第二新卒とか30歳までの転職であれば、1と2をレベルアップさせるだけで年収アップにはつながると思います。

次に3ですが、こんなの必要ないぜ!って思うそこのあなた!大間違いです。
市場価値を上げる(=年収を上げる)のは何も転職だけではありません。勤務している会社での評価を上げて、昇給や昇格をすることで自分の仕事の幅や決裁権が広がるので、十分に市場価値が上がるのです。

なので、上司に媚びを売ることも時には必要ということです。私は残念ながらこれが苦手でした(苦笑)

さて、1~3は誰もが当たり前のようにする努力だと思うので、一番気になっているのは4でしょう。
それを説明していきます。

学ぶよりも真似ることが一番の近道

はい、4の「ビジネスパーソンとしての提供価値を上げる」ですが、これって何をすればいいのか?ってことですが、順を追って説明していきます。

1、社内で優秀な人を探してリストアップせよ
2、社内で優秀な人がなぜ優秀であるかリサーチせよ
3、社内で優秀な人がしている行動を真似せよ
4、1~3を繰り返して優秀な人リストを総ざらいせよ

はい、これがビジネスパーソンとしての提供価値を上げる方法です。
順を追って詳しく説明します。

まず、自分が勤務している会社で優秀な人をリストアップしてください。
ここで優秀の定義は「成果目標を連続して達成している」もしくは「社内評価(クライアント評価)が高い」とします。

例えば、毎回営業数字が達成できているとか、クライアントからの評価が高いとか、そういう話は社内にいればよく耳にするはずです。

そういう人をリストアップしてください。もし社内に一人もいなければその会社は潰れるのが落ちなので一刻も早く退職してどっかに転職してください(笑)

さて、優秀な人をリストアップした後、その人がなぜそれだけ成果を出せているのかを分析するのです。
方法としては、その優秀な人が作成した資料(企画書、提案書、社内資料、報告書など)を全て入手して読み込んでください。何が自分と違うのか、何が評価されるポイントなのか、くまなく分析してください。

内容が良いのか、見た目が良いのか、読みやすいのか、新しい提案なのか、などなど

そして、その分析をもとになぜその社員が優秀であるのかを自分の中で仮説立てるのです。

私の場合、この人は分析能力が長けている、提案書が非常に分かりやすい、コミュニケーション能力が優れている、プロジェクトのハンドリングが優れている、等とその人の何が優れているかを考えました。

その分析をもとに、その優秀な人と一緒に仕事をした人に話を聞きに行くのです。ランチでもいいですし、飲みに誘うのでもかまいません。とにかくそれとなく切り出すのです。

そうすると、一緒に働いていた人の生の声が聞き出せるのです。一緒に働いているからこそ、リストアップした人の何が優れているかを体感していると思うので、その評価を聞き出して、自分の仮説と照らし合わせて、分析していくのです。

その結果として、リストアップした人がなぜ優秀であるかを理解できるので、自分がそれを取り込むように働いていけばOKです。

ここで、なぜリストアップした人本人に聞かないかというと、別に聞いても構いませんが、その人は当たり前のようにやっているので、自分の何が他の人と比べて優れているかを理解していないことの方が多いのです。
なので、別に本人に質問して自分が持っていない知識や経験を聞き出すのはいいのですが、メタ的にその人の優秀さを理解するのは、一緒に働いている人に聞くのが一番良いです。

周りの優秀な人を真似しつくせ

上記のやり方で優秀な人をリストアップし、その人がなぜ優秀かを分析し、自分とのギャップを理解し、それを埋めるための行動をしっかりと実行し、3ヶ月に1人というスケジュール感でどんどん更新していけば、1年で4人の優秀な人のビジネススキルを吸収することができるのです。

優秀な人が市場に提供している価値は、まさしく〇〇×〇〇×〇〇の〇〇にあたるのです。
(これが分からない人は「転職市場では自分は労働商品である」https://www.happy-carrer.com/blog/68を読んでください)

例えば、統計的な分析が得意な人を真似すれば統計的な分析が自分に身につくでしょうし、心理学的な分析が得意な人を真似すれば心理学的な分析が自分に身につきます。
また、営業力のある人から営業力を真似すれば営業力が自分のスキルとして得られるのです。

そう、優秀な人の優秀なポイントを取り入れて自分流に変えていけば、それはあなたの個性です。

私はこれを「魔人ブウ戦法」と呼んでいます。

魔人ブウ戦法を繰り返して戦略的に自分の望む幸せなキャリアを築いていきましょう。

ほな

さよなら三角また来て四角

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