こんにちは、yasuです。

今回は転職活動をするにあたり、自分をマーケティングする方法をまとめていきたいと思います。

自分の特長を3つあげること

さて転職市場(=労働市場)においては、自分は労働力を提供する代わりに、対価として収入を得るという契約を結ぶとした時、企業側が転職希望者に対してどんな価値に対してお金を支払うかということを考える必要があります。

そうするとなぜ「あなたの強みは何ですか?」というふわっとした質問が出てくるのかが理解できます。

そう、企業は何等かの課題を抱えていて、それを労働者に解決してもらうことを望んでいるのです。
それゆえに、労働者は「自分はこんなスキルや実績があるので、その問題に対してこういうアプローチができるので解決につながります」と示していかなければいけないのです。

このように書くと、なんだか難しそうだなって思うかもしれませんが、簡単に言うと、自分はこのスキルがあるので他の人よりもあなたの会社に貢献できますよ!ってセールストークをかます必要があるのです。

そう自分はあくまでも労働市場においては商品なのです。
ですから、自分の特長を3つにまとめて提示する方がよいのです。

なぜ、3つなのか。それはコンサルにかぶれたわけではなく、自分の強みを3つ用意すれば個性になるからです。

例えば、あなたはとても営業力が高いという特長を持っていたとしても、営業力の高さだけでは他にもたくさん営業力の高い人はいます。そうすると、営業力の高さを他者と比べようにも転職を希望してくる方々が全員同じ会社ではないため、土俵が異なるため比べようがないのです。

そこで、営業は営業でもチームを率いて成果を出したことがある人であれば、マネジメント経験がありという形でかけ合わせたりすることで特長を出すことができます。ただ、これでも営業力が高く、マネジメント経験があるというだけでは他にもいる可能性が高いですね。

ですから、もう一つのスキルや実績を掛け合わせるのです。例えば、海外事業立ち上げとか。

そう、意識するのは、〇〇×〇〇×〇〇です。

私は会社員時代に転職活動をするときに、(ちょっと忘れてしまいましたが)本か何かで、100万人のトップになることは難しいけれど、100人の中でトップになることは努力次第で何とかなる。その100人の中でのトップを3つ作ることができれば、その掛け合わせて100万分の1になることはできるという話を今でも覚えています。

確か、明石家さんまさんのような天才にはなれないけれど、努力の仕方と組み合わせで明石家さんまさんのような立ち位置にまでいけるのではないか?という話だったと思います。(引用元がぼやついていますが)

そう、自分の特長を〇〇×〇〇×〇〇と訴求するために、〇〇って何だろう?って考えることが重要なのですね。

私は2社目からマーケティングリサーチャーとして仕事をしていますが、振り返ってみると転職市場では上記を意識して転職活動をしていました。

2社目から3社目への転職では、IT業界に強い×定量調査の経験あり×〇〇という感じでした。このときは若かったこともあり、どの〇〇も非常にパンチとしては弱かったですね。ですので、それを補うものとしてやる気だとか成長意欲だとか訴求していました。

また、2社目はIT系に強いマーケティング系の企業だったので、IT業界に明るいという強みというか経験を出しつつ、定量調査の経験もあるよと全くの素人感を払拭するようにしており、3社目は他業界・業種にクライアントをもっている会社だったので、IT業界だけでなくいろんな業界のマーケティング課題に取り組みたいという志望動機をのっけたのです。

この辺は巧みな技だなと自画自賛しておきます(笑)

他には業界的に分業制が進むこともあり、定量調査(統計的な分析)と定性調査(心理学的な分析)を両方できる人は業界的に少ないので、どちらもできるようになるのは強みだろうということでどちらもできるように仕事をしてきました。また、企画から集計・分析、報告まで一貫してできる人も多くはないということもあり、

定量調査×定性調査×企画から報告まで一貫して担当、というフルスタックリサーチャーを押し出すことは転職市場では非常に大きな強みとなりました。

これに加えて、マネジメント経験を付加すればより特長として際立つのです。

スキルの作り方

さて、ここまで自分の例を出して〇〇×〇〇×〇〇を説明してきましたが、自分はどんなビジネスパーソンになりたいかという観点も、この〇〇×〇〇×〇〇を頭に置きながら考えることで説明ができるのではないかと思うのです。

例えば、
・化粧品業界でのマーケ経験×マネジメント経験×営業経験
・プログラマー×データ分析×営業経験
・海外でのビジネス経験×IT×マーケティング
とかね

それぞれの〇〇をより強化していくこととと、〇〇を増やしていくことは全く違う努力の仕方であって、この両方向を考えることが自分のキャリアを戦略的に考える方法だと思います。

そしてそれこそが自分のキャリアビジョンにつなげやすのではないかと思います。
こうした考えを整理して上司に「私は将来こんなビジネスパーソンになりたいので、〇〇に関連する仕事があれば私に振ってください」と交渉すると楽しくキャリアを積んでいくことができるのではないでしょうか?

ほな

さよなら三角また来て四角

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