こんにちは、yasuです。

今回は転職すべきタイミングとして私の思うことをまとめてみたいと思います。

感情と理性のはざま

転職希望者の中には、いっときの感情で「今の会社を辞めてやる」「転職してやる」と息巻く人は一定数いるようです。やはり働いていると人間ですからいろんなことで感情的になる場面というのは出てくるでしょう。

その時に頭に血が上って上記のように考えてしまうこともわからなくはないですが、少し冷静になって自分のキャリアを考えてみるのです。そのためにも現状をしっかりと分析してみましょう。

まず、「現職で働く」ということにおいて、次のいずれかに該当しているかを考えてみましょう。

1、現職で学びもあり、楽しく働けている
2、現職で学びはあるが、楽しくはない
3、現職での学びはないが、楽しく働けている
4、現職での学びもなく、楽しくもない

この中であなたの気持ちはどれかを考えましょう。
そうすると、4に該当する場合は問答無用で転職を検討した方がよいです。時間の無駄です。

次に、3の場合は自分のライフステージを鑑みて、もう少し現職で働くべきか、転職すべきかを考えるとよいでしょう。楽しく働けているのであれば、特に問題はないでしょう。

そして、2の場合は自分のキャリアとして今は修行と考えられるのであれば、現職で働く方が良いでしょう。ただし、精神的に追い込まれているようであればすぐに離れた方がよいです。

最後に1の場合は基本的に転職する必要はないですが、うまくいっている時こそ自分のキャリアをあらためて見つめなおす必要があるかもしれません。今の状態が自分の未来にプラスであるかどうかを冷静に見つめなおしましょう。待遇面や生活面など総合的に考えると良いです。

私が後輩から転職や自分のキャリアについて相談されたときは上記のようにまずは返してました。
やはり自分のことはことのほか見えてこないものです。なので、年収が低いや人間関係が悪いとかいろいろな要素がある中で自分の今の状態をキャリアという観点から顧みてみるとよいでしょう。

いっときの感情と理性でもってしっかりと考えましょう。

キャリアに正解はないのですから。

仕事において楽しいとは

さて、ここまで転職についていろいろと書いてきましたが、後輩からときどき「今の仕事は楽しくない」と聞くことがありますが、「楽しい」ってどういう状態なんですかね?

私も若いころは「仕事が楽しくない」と感じることはありました。でも改めて振り返ってみるとそれは自分が仕事に対して一生懸命に打ち込めていない状態だと思うのです。どんな仕事であっても一生懸命やっていれば楽しさは見つけられるものです。

何が言いたいかというと、楽しくないという言葉の裏には「自分が仕事で実現したいこと」との乖離があるため一生懸命に打ち込めないのではないかと思うのです。

そう「楽しくない」だけで転職を進めてしまうと何も解決しないのです。

ですから、先ほどの「学び×楽しさ」の4分類をしたうえで、改めて「楽しい」とは自分にとってどういう状態であるかを見つめなおしてみると良いと思います。自分にとって仕事とは何かを深く考えることで、今自分は本当に転職すべきかどうかというタイミングもよくわかると思います。

良い条件のオファーが来たから、仕事がつらいから、ライフワークバランスを保ちたいから、、、、などいろんな理由があるでしょうけど、そもそもの自分の芯さえしっかりとあれば意思決定もスムーズにいくと思います。

ほな

さよなら三角また来て四角

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