こんにちは、yasuです。
転職についての考え方に少しずつではありますが、書いてきましたが、
今回は「私」がどのように考えて転職してきたかについて記載していきたいと思います。
私の経歴として
1、某進学塾(1年)
2、マーケティングコンサル(2年ちょっと)
3、マーケティングリサーチ(3年強)
4、特定分野専門マーケティングリサーチ(1年弱)
5、ベンチャー(2年半)
6、独立
という感じでした。
私は大学時代に計量経済学や金融工学系の勉強をしていました。
あまり真面目に勉強をしてこず、なんとなく過ごしていたと思います。
一般的な大学生でした。
大学卒業後は大学院を考えていたのですが、いろいろとありまして進学をとりやめて就職することにしました。
大学卒業まであまり時間がなかったので、大学のOBが勤めている進学塾に口利きをしてもらい、進学塾で正社員として働くことにしました。
私は受験勉強を学生時代にたくさんしていたのもあって、中学生相手に数学を教えるなんて造作もないことだと当時は思っていました。実際にそこまで難しくはなかったのですが、生徒の点数を上げる、志望校に合格させるということは自分が努力しても達成できないことなので大変でした。
また、進学塾も商売であるため、広告塔である生徒に有名高校を合格してもらわなくてはいけません。
しかし、合格の前に嫌がる生徒に受験することを促したり、保護者を説得したりと、自分が学生でいたときと比べて社会人としての視点で物事を見れたのは面白かったです。
なぜ転職しようと?
仕事としては面白かった進学塾も心のどこかで国立大学まで出て塾講師か、、、という何とも言えない理由から入社する前から転職を考えていました。また、働いてみて実感したのは塾業界はすこぶるブラック臭がプンプンしており、確かに大変でした。
何が大変だったか?と言われると、
・給与の上がり幅が不透明(初任給だと月額で25万円です)
・労働時間が長い
・若干宗教染みている
この辺が大きな理由だったかなと思います。
給与でいうと、25万円というのは初任給としてはそこまで悪くはないと思いますが、残業代は出ないし、教材研究はプライベートの時間を使うしかないので、時給換算するとめちゃくちゃ安くなります。
また、13時から8時間労働で別途休憩1時間なので、終わりが22時です。
ただし、22時で仕事が終わるわけはないのですが、タイムカードは問答無用で切らされます。
さらに、週2~3くらいで午前中は教科研修があるのですが、これは労働時間に含まれません。
ここまでくると体力的にも精神的にも削られてしまうのですが、一番ひどいなって感じたのは、5月頃の新卒の全体研修で人事の偉い人が「皆さんにとっての一番のお客さんは誰ですか?」と質問するのです。
すると何人かの新卒が、「生徒だ」「保護者だ」とか口々につぶやくのです。
これに対して人事の偉い人が
「ちが~~~~う!君らの一番のお客さんはうちの会社の社長だ!」
「なぜなら君らの給料を払っているのは社長だからだ!」
ってめちゃくちゃでかい声で喚き散らすのです。。。。
これを聞いた何名かの新卒は心酔した顔で「うんうん」とうなづくのです。
私は新興宗教か何か?かなと思いながら、ゾッとしていました。。。。
この辺がネガティブな理由です。
自分がしたいこと
次にポジティブな理由としては、保護者面談や生徒の進路相談をしている際に、
学生の性別や親の年齢、所属している部活、居住エリアで「行きたい高校」「行かせたい高校」が変わるのです。
こうした諸条件の属性によって意向が異なるというのを目の当たりにしている中で、
私もノルマとして早慶の付属や公立上位の高校を受験させるために、データを用いて説得したり、
将来どうなりたいか?という話から生徒の希望を変更させたりとしていく中で、保護者や生徒の気持ちが変わる、つまり志望校が変わるという事例をいくつも見てきました。
マーケティング的な考えでいうと、パーセプションチェンジが起きていたのです。
こうした人の意思決定が変わることが自分にとっては面白いと感じたのです。
そして、今までの大学生活や仕事(1年しか働いていないけど)を振り返ってみて、
人の意思決定に影響を与えるような仕事がしたいと考えるようになり、転職活動を始めました。
そこからマーケティングやマーケティングリサーチという言葉を知り、その業界に足を突っ込むようになったのです。
とりあえず今回はここまでにしようかしら。
ほな
さよなら三角また来て四角