こんにちは。yasuです。

前の投稿で「転職活動をはじめる前に」https://www.happy-carrer.com/blog/23で記載した
「3、エージェントに登録」について書いてみようと思います。

転職エージェントとは

そもそも皆さん、転職エージェントって何かご存じですかね?
求人している企業から広告を集めて、転職希望者に求人案件を提供する企業・個人のことなんですが、
有名なところでいうと、下記ですかね?

1、リクルートエージェント
2、マイナビエージェント
3、doda
4、パソナキャリア
5、type転職

それぞれに特徴はありますが、2つから3つほど登録してみて、どのような求人案件があるのか
ざっくりと見てみるといいでしょう。
実際に登録すると、履歴書や職務経歴書などを書いたり、エージェントと面談をしたりと活動が少しずつ具体的になっていくと思います。

気になった求人案件を応募してみるのもいいでしょう。

さて、こんな紹介をするだけでは、yasuのこの幸せなキャリアの戦略論としてはいまいちですよね。
転職エージェントとの付き合い方についていくつか重要なことを書いていきます。

1、転職エージェントは仕事である
2、同一求人に複数のエージェントで募集することはできない
3、応募求人のステータスは必ず自分が把握しておく

1、転職エージェントは仕事である

はい、当たり前のことなんですが、転職活動をしていると実感すると思うのですが、誰にも相談することができないので、孤独との闘いが続きます。
しかも普段の業務の合間に履歴書や職務経歴書を書いたり、エージェントとの面談、面接などを進めていくので、スケジュール的にも体力的にもかなり負荷が高まってきます。

そうすると、転職エージェントをキャリアの相談役と勘違いしてしまう人もまれにいます。
彼らは仕事として、転職希望者のキャリア相談を乗っているのです。
基本無料相談ではありますが、彼らのビジネスモデルとして紹介した転職希望者が内定を獲得すると転職3か月後とかに年収の約3割が売上として計上されます。

例えば600万円の年収で内定が獲得した場合、その後試用期間をクリアすると報酬として180万円ほどが
企業側から転職エージェントへ支払われるのです。

この仕組みをしっかりと理解しておかなくてはいけません。

何が言いたいかというと、転職エージェントによっては、
あなたの年収が高いほど良い案件を紹介してくる可能性が高くなるし、
あなたの年収が低いほど入れそうな案件を紹介してくる可能性が高くなるのです。

そう、必ず自分にとってベストな求人を紹介してくれるとは限らないのです。
彼らも営業上対応しているので、仕方ないことですが、ここを踏まえてしっかりと自分なりに転職活動はハンドルを切らないといけないです。

要は自分のキャリアを踏まえて、次の職場がどういう意味を持つのかをしっかりと考えて、
転職エージェントにその意図を伝えて案件を提案するように働きかけるのです。

そこさえしっかりとしていれば、あなたのキャリア相談に親身になってくれる転職エージェントはいます。
優秀で親身になってくれる転職エージェントは非常に貴重な存在です。

ですから、上記で紹介した転職エージェントは企業として案件は豊富ですが、自身の担当として適切かどうかはきちんと話をしてみて判断するしかないのです。
エージェントも人ですから。

2、同一求人に複数のエージェントで募集することはできない

次に、「2、同一求人に複数のエージェントで募集することはできない」ですが、いくつか転職エージェントに登録していると、全く同じ求人案件を紹介されることがあります。


先ほど転職エージェントの仕組みについて簡単に説明しましたが、どこからの紹介で内定が決まったかで報酬が決まるので、基本的に同じ転職希望者からの応募は一つのエージェントからと決まっているのです。


当たり前ですよね。

ただ、これを理解せずにいろんな転職エージェントに同一求人を応募するとトラブルになるので、
どこから応募するかはしっかりと考えましょう。
実はどこから応募するかは意外と重要だったりします。
というのも、募集元企業の人事担当者と仲が良かったり、入社実績が多かったりすると、多くの情報がエージェントのもとに集まってきます。いわゆる求人広告に載っていない情報が得られたりするのです。

ですから、気になった求人で複数の転職エージェントから提案された場合は、入社実績がどうなのか、エージェントとの関係性などを確認すると良いでしょう。
関係性を確認すると言ってもどう確認していいか分からない人もいると思うので、このように聴いてみてください。


「私が応募する予定のこの部署の課題って何なのでしょうか?」

基本的に採用活動をするということは、何らかの課題が組織にあります。

例えば、
・仕事量に対して人が少なく残業過多になっている
・若手の離脱が問題になっている
・ベテラン勢が少なく、上流工程の仕事が取れない
など

こういう課題を確認できていれば、自分のスキルや経験を活用してどう解決できるかをアピールしやすくなるので、課題を事前に確認できるというのは非常に重要なのです。

3、応募求人のステータスは必ず自分が把握しておく

さて、最後にですが、複数の転職エージェントを使った方が、いろんな案件に出会えて非常に幅広く
効率的に転職活動ができるのは間違いないのですが、
複数の企業の面接を並行して進めていると、第1志望よりも第3志望の企業から内定が出てしまったり、
選考を進めていく内に、志望順位に変化が出てきたりと状況が変わってくるものです。

転職活動において、どの企業を優先して進めていくか、面接のステップはいくつあるのかなどは全体のスケジュールを調整する上でも非常に重要なのでしっかりと抑えておく必要があります。

特に評価が高いと面接した当日あるいは翌日に次のステップの連絡が来たりします。
一度内定が出てしまうと、最終返事まで1週間程度しか猶予がないこともあります。
その辺のスケジュール感を踏まえて、しっかりと転職エージェントに相談すると良いでしょう。

というわけで、ちょっと具体的なことを書きましたが、初めての転職時に私が知らずに「こうしておけばよかった」と感じたことをまとめてみました。皆さんも自分のキャリアについて満足するためにもしっかりと考えて行動してください。

ほな

さよなら三角また来て四角

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