こんにちは、yasuです。

少し前からYouTubeで話題の広瀬香美さん!彼女はその歌声や曲作りにおいて相当優秀な実績を残している日本の音楽家であるんですが、その一方で彼女は優れたビジネスパーソンでもあると思います。

彼女は歌手、作詞・作曲家、YouTuberとしての側面だけでなく、音楽学校も経営していたのです。今ではオンラインで音楽教室を運営しているようです。

で、最近YouTubeでオススメ動画として彼女の講義が流れていました。

で、この動画がすごく勉強になるのです。

彼女はプロ歌手を目指す人に対して「広瀬クラス」を指導するときのポイントをこの動画で伝えていますが、ビジネスパーソンとして、リサーチャーとして非常に有用なヒントを伝えてくれているように思います。

それではまとめていきたいと思います。

プロを目指す5つのポイント

プロフェッショナルとしての5つのポイント

1、誰かの真似をするだけではダメ(=オリジナリティが大切)
2、作詞作曲をしろ(作詞家や作曲家、アレンジャーと共通の言語をもつため)
3、楽器を勉強しろ(音楽の基礎知識を学ぶため)
4、筋トレしろ(カラダが資本だから)
5、個性的であれ(個性的な観点が求められる)

という事らしいです。

これをリサーチャーとして考えると、
1はリサーチャーとしては最初は真似は仕方ないけれど、そればっかりではダメだよってことです。自分の考えでもってちゃんと働こうってことです。自分ならこうする!というロジックをもつことは非常に重要だということです。

2は調査設計をしろってことですね。どのような調査設計をするかってやっぱり重要ですよね。これをしっかりと設計できないとリサーチャーとしては全くダメです。ただの作業員として働くことになるので注意です。クライアントに分析についての議論をするときにそもそもの設計ではこういう分析をする予定だったと伝えられないといけないですからね。

そして3ですが、集計やデータのクリーニング、WEB画面でできること、インタビューではどのように質問してどんなアウトプットが出るか、インタビューでは何が大事かなどの一通りの知識や経験がないとそれぞれの担当者とも話ができないでしょう。

それから4についてですが、やはり体力は重要です。本当に重要です。リサーチャーの仕事はひじょうにハードなものなので体力がないとまともに考えることもできませんし、不健康だと精神的にもダメです。

最後に5ですが、これはリサーチャーというか、マーケター的な観点になるのかもしれませんが、報告書の切り口や提言などにその人の独自性がなければダメよってことです。鋭い指摘はいろんな勉強をしなくてはいけません。業界知識、商習慣、消費者心理、ライフイベントによる気持ちの変化、トレンドなど。こういうものを身に付けたうえであとは人間性だと思います。

どんなパターンを目指すにあたっても基礎は大事

さて前回の私の記事でいくつかのパターンをまとめてみました。

・キャリアを考えるうえでどんなパターンがあるのか考えてみよう(https://www.happy-carrer.com/blog/257
・キャリアを考えるうえでどんなパターンがあるのか考えてみよう~Part2~(https://www.happy-carrer.com/blog/259

これらのいくつかのパターンを考えて目指すのはいいのですが、やはりリサーチャーとしての基礎は必要なように思います。基礎的な知識やスキルとしては以下でしょうか。

・サンプリングや割付に関する知識(無作為抽出、代表制、均等割付や人口構成など)
・調査手法に関する知識(WEBアンケート、CLT、HTU、FGI、IDI、訪問調査など)
・アンケート回答画面に関する知識(ロジック、ランダマイズ、順序バイアスなど)
・データクリーニングに関する知識(外れ値、不誠実回答、矛盾回答など)
・集計に関する知識(全体値、クロス集計、平均値(加重平均など)、TOP2など)
・統計に関する知識(検定、多変量解析、誤差、相関と因果など)
・グラフに関する知識(グラフの使い分け、ExcelなどのMSツールなど)
・コメントに関する知識(事実と主張、考察の書き分け)
・リクルート関連に関する知識(対象者の回収、スケジュール、プロ回答者など)
・インタビューに関する知識(ラポール、ラダリング、投影法など)

この辺はリサーチャーの基礎的な知識とかスキルでしょうかね。

以下の本とかは基本を抑える上で教科書的なものでしょうかね。初心者にはあまり優しくないような構成ですが、、、、苦笑

他にはこれは比較的読みやすいかもです。

プロフェッショナルとして

これから働き方としてはオフィスでじっとしていたり、リモートワークで成果を出さずにぼーっと過ごしているだけでお金をもらえることはなくなってくるでしょう。それは裏を返せばプロフェッショナルとしての価値を今まで以上に強く求められるということに他なりません。

努力は必ずしも報われるとは限りませんが、努力をし続けることでポジションを築くこともできます。成果を出すために自身の仕事に真剣に向き合う必要がありますね。

ほな

さよなら三角また来て四角

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