こんにちは、yasuです。

さて、この記事を見ていろいろと思うところがあったので、ちょっと考えをまとめてみます。
「残業したいのに、させてもらえない」の声 問題はどこにあるのか
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2203/22/news063.html

若手の残業とは

さて、もうすぐで3月も終わり4月になると新卒の皆さんが入社していくシーズンですね。最初のころは研修だったり、簡単な仕事を与えられたりと比較的残業をせずに働くことができると思います。

しかしながら、夏休みも終わり年末が近づくにつれ、与えられる仕事も負荷が高いものになっていくので、残業時間も増えていくでしょう。若手のうちはなんとか仕事をこなすのにも必死で、成果を出すために、与えられた業務を終わらせるために、やる気と一緒に仕事をこなしていくのです。

ハードな業界であれば、もしかしたら月に70~80時間ほどの残業をすることもあると思います。私も若い頃はそうした残業が連日のように続いていました。

私は残業がすべて悪いとは思っていません。私が生業としている業界は受託産業のため納品が全てのため、時には残業したり、徹夜したり、休日対応したりすることはあります。特に若手の頃は仕事の要領も覚えていないため、それに付随する残業は仕方ないと思うのです。

しかし、それがずっと続くようであれば少し考え方を変える必要があるかもしれません。

日本の企業では残業した方が手取りが増えるという逆インセンティブが働いている

さて、今の日本の雇用制度では、ジョブ型ではなくメンバーシップ型の雇用をなので、とりあえずなんでもする要員を雇ってテキトーにジョブローテーションをかましたり、繁忙期にはみんなで残業をして乗り切ろうという方式である。

また、解雇規制が強く、終身雇用制・年功序列制が残っている企業では若手の残業がこれくらいあるだろうという見込みのもと基本給が安く設定されている。こうなると「生活残業」というものが発生するのである。

私の知り合いで、コロナ禍で残業が出来なくなったことで、住宅ローンの支払いが危なくなったりしている人もいる。また、自殺騒動があった某大手広告代理店では残業できなくなったことで生活費が少なくなったと嘆きを聞くようになりました。

そう、残業ありきの生活をしていると、残業しないで生産性の高い働き方をしようというインセンティブが働かなくなってしまうのです。もちろん、残業した分以上の高い成果を出せているのであれば問題はないですが、限られた時間内で成果を出すための工夫や改善がおろそかになってしまうため、残業ありきの働き方をしていると本当に考え方が固定されてしまうので要注意です。

私も若手の頃はその罠にはまってしまう寸前でした。なぜなら基本給が25万円程度でそこにみなし残業分があって100時間くらい残業していたときは残業代で基本給と同じくらいもらえていたのですから、、、、。

必要な残業は仕方ないですが、お金のためにする生活残業や上司と一緒に残った方が評価が上がると思うアピール残業なんて考え方としては終わっていると思ってください。

時給で働くという考え方をアップデートしていくことが今後の働き方では重要になると思います。成果を出せるビジネスパーソンを目指して頑張っていきましょう。仕事ができるようになる方法はこの記事も参考にしてください(https://www.happy-carrer.com/blog/243)。

ほな

さよなら三角また来て四角

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事