こんにちは、yasuです。

さて、転職やキャリアについて考えている人がこのブログを見ている人のほとんどだと思うので、仕事をするにあたってなかなか避けられない話題なのが、年収についてのお話。

会社の同僚や友人とはお金の話はなかなかできないと思うのでちょっと参考がてら見て欲しいです。

日本の平均年収は433万円

さて、日本施肥うの統計「民間給与実態統計調査_令和2年分(https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2020/pdf/002.pdf)」によれば、日本の平均年収は433万円とあります。正規社員に限ってみると、平均年収は496万円とあります。

※参考データ
国税庁(https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2020/minkan.htm

これを高いとみるか、低いとみるかはその人の価値観にゆだねられるところなので、ここでは私は判断はしません。

次に、給与所得者全体の年収(給与)分布状況を見てみましょう。

はい、ちょっと統計的なお話になりますが、上記の図が日本の給与取得者全体の年収分布です。なんと1,000万円未満で全体95%を占めるようですね。ちなみに300万円超から400万円以下のところで累計は50%を超えるので日本の給与取得者の半分は400万円以下ということになりますね。

もちろん、これは正規・非正規を合わせたものですので、正規社員に限ってみれば上方修正される感じになるかなとは思います。平均では60万円ほど上振れですしね。ただ、1,000万円の給与をもらう人はそうそういないというのは感覚的につかめるかと思います。

年収に注目したキャリア戦略

さて、こうやって日本の年収分布をみると全体観が結構見えてくるかと思います。こうした統計的な話で全体を俯瞰した上で日本の転職市場についてちょっと考えてみましょう。

1、年収は業界の利益率(生産性)によるところが大きい
2、年収は前職給をベースに計算されることが多い
3、年収は景気や企業のフェーズなどタイミングによって変動することが多い

この辺を考慮すると、自分の年収を考慮すると若いうちから年収を上げていく方針が良いと考えられる。というのも1と3は自分のしたいことやライフスタイルにも影響されるので何とも言い難いが、2については若いうちから年収を上げておかないと給与が低い方に固定されてしまいがちだ。

だいぶ前にアメリカでは労働者を雇用する際に前職の年収を聞いてはいけないと話を聞いたことがある。確か、前職給ベースにすることでその人を貧困に固定してしまうとか何とか。真偽のほどは分かりませんので悪しからず。

つまり、前の記事で「30歳までに年収500万円は目指すべき理由~若いうちに年収を上げておこう~」(https://www.happy-carrer.com/blog/83)で書いたように、なるべく早く年収を上げた方がいいのです。

採用担当をしていたときも、年収500万円は日本の平均年収よりも上なのである程度はこの人のスキルや能力は担保できるのではないかと考えていました。というか、年収500万円以上ならこれくらいのスペックは欲しいと求める企業も多いような気はします。

なので、年収を上げたいというところにフォーカスして働くのであれば、年収500万円以上を30歳までにというのは一つの目標にしてみてもいいのではないかと思います。もちろん業界的に年収が高い業界もあるし、エリアもあるでしょう。今回この記事で伝えたいのは全体を統計的に見て、平均や中央値などを考慮した上で自分なりのキャリア戦略の方針を考えてみては?ということです。

他にも自身のキャリアを考えるうえで参考になる書籍としては下記とかいいと思います。

北野唯我さんの書籍で転職についてタメになる内容が記載されています。もちろん私のブログもこの書籍もあくまで参考にして欲しいというレベルです。自分のキャリアはあくまでも自分で決めることであって正解などはないからです。

データや統計を味方にする!

さて、いろいろと記載しましたが、やはりデータや統計を味方にするというのは非常に有効なことだと思います。以前の記事にも書きましたが、数値で語れるビジネスパーソンはそれだけ価値が高いからです。下記の記事を参考にしてみてください。

ということで、ビジネスパーソンたるもの自分を定量的に語り、そのうえでビジョンを熱く語れるようになると転職では困らないのではないかということです。

また私でよければキャリア相談に乗ります!
coachee(https://coachee-hr.com/shares/detailPlan/?pi=3052060090813991

ほな

さよなら三角また来て四角

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