こんにちは、yasuです。
さて、以下の記事を見て、今の自分の働き方と合わせて考えると今後の働き方についていろいろと考えていきたいと思います。そうすると、正社員として働くということはどういうことかを考えることにもなると思います。
電機大手、「ジョブ型」加速 一般社員に拡大、人材獲得激化
(https://www.jiji.com/jc/article?k=2022021600859&g=eco)
ジョブ型雇用とは?
そもそもジョブ型とは、働き手の職務内容をあらかじめ明確に規定して雇用する形態のことなんですが、事業展開に合わせて外部から能力や知識、経験のある人を採用するというタイプの採用形態のことなんですね。
つまり、プロジェクト単位で人が集まるということなんですね。
で、このジョブ型雇用というのは、在宅ワークと相性がいいんですよね。
要は仕事を自分でバリバリとこなせる人間が目的に沿って働くことができるからなんですよね。
一方で、新卒一括採用のようなメンバーシップ型は在宅ワークとは相性が悪いのです。
ジョブ型とは仕事に対して人を割り振るものであり、メンバーシップ型とは人に対して仕事を割り振るものなんですね。つまり、どこからどこまでが業務範囲かが明確になっているものがジョブ型で、そうでないのがメンバーシップ型なのです。さらに言うと、成果が何であるかが明確なのがジョブ型であり、そうでないのがメンバーシップ型なのです。
プロジェクト単位での働き方
今、私はマーケティングリサーチャーとしていろんな会社様と業務委託契約を結び、働いております。つまり、ある会社様が「調査をする」という話が持ち上がった時に、必要となる人材が集められて、プロジェクトチームを作られ、目的達成に向けて動き始めるのです。
この働き方をしていると、実は正社員である必要がないのです。
というのも、目的は決まっており、誰がどこまで何をするかの範囲が明確だからです。
そしてこの働き方はどんどん進むと思います。理由としては以下です。
1、働き方改革で残業規制が強化されていく
2、副業・独立が進み、フリーランサーが増えて業務委託契約として働く人が増える
3、終身雇用・年功序列が崩壊することで長期的勤務のメリットが薄くなる
昨今、働き方改革が進んでおり、正社員の労働時間がかなり制限がかけられて、サービス残業・出金が横行しているのです。しかも低賃金で。多くの職場で、残業時間の修正が当たり前のように行われているでしょう。実際に私がこれまで働いていた会社ではそのようなことを見てきました。
そうした一方で、どうせ同じ仕事をするのであれば、収入が欲しいというインセンティブのもと副業をする人が増え、中には独立する人が多くなり、フリーランサーが徐々に増えていくことになると思うのです。タニタや電通のように企業として推進していくところも出てくるでしょう。業務委託って企業にとってもメリットが大きいんですよね。労務管理する手間が省けますし。
さらに、ドコモが年功給をカットしようとしたり、大手電機メーカーや生命保険会社、製薬会社などは早期退職募集という名の中高年のリストラを進めていくでしょう。政府は雇用年齢の上限を引き上げようとしていますしね。
個人としては何が求められるのか?
こうした社会が進んでいくと、個人の力がかなり重要になってくるため、各個人には仕事で成果を出すためのスキルが求められ、目まぐるしく動いていくこの社会では常に最新の技術や知識、経験が求められ、常に自身をアップデートしていくことが求められます。
こうなると人件費が変動費として置き換えることができるようになってくるので、経営者としては人件費を削りやすくなるからどんどんこうした働き方は増えていくでしょう。そうすると優秀な人は高い収入を求めて独立する人が増えて、正社員として残る仕事は限定的になるかもしれません。
となると、すごくエリートで経営層に上り詰める人か、時給的な働き方をする人が正社員として働く人に分かれていく可能性が考えられるのです。
したがって、これからは転職が当たり前になるどころか、副業・複業・独立が増えていくでしょう。だから個人は自分で稼ぐ力が求められるでしょう。
稼ぐ力を分解していくと、
1、営業力
2、自身の専門分野における豊富な経験と知識
3、実際に手を動かすことができるスキル
になってくるかもしれませんね。そして、重要なことはジョブ型になると「そこに入ればお金がもらえる」という時給的な考え方が持たない方がいいでしょうね。自分の収入は仕事で求められる成果に対してのものだという意識転換をしていかないといけないでしょう。
今後の世の中がどうなっていくかを踏まえながら自身のキャリアを見つめていきましょうね。
ほな
さよなら三角また来て四角