こんにちは、yasuです。

さて、みなさんこの記事を読みましたか?
https://nikkan-spa.jp/1811575

Twitterでも有名なタイローさんの記事ですね。

転職回数は関係ない?

はい、あの記事を読んで「そうそう」と感じる部分と、「ん~~~どうかな?」と感じる部分がありました。

共感できる部分としては
1、会社の成長性に注目して転職するとキャリアアップする
2、会社員の常識というのは、思い込みにすぎない
3、カルチャーフィットは重要
4、職種は概念
というところでしょうかね?

一方で、手放しで共感できないなって感じる部分は
1、転職回数は関係ない
2、学歴は関係ない
ということですかね。。。。

手放しで共感できないと感じる部分は、確かに今後は転職回数も学歴も関係はなくなるだろうとは思うが、そんなに一気に変わりはしないだろうなってことと、それは実際に成果を上げた人に限定されるだろうということです。

日本ではいまだに解雇規制が強く、新卒一括採用もまだまだ主流なので日本の大きな企業はそうそうは変わらないだろうなって感じは否めません。また、実際に成果を上げていないとそのように評価もされづらいだろうなという感じです。

ベンチャーで勤めていたこともありますが、ベンチャーの社長ほど社員が退職していくことへの辛さや寂しさを感じているので、コロコロと職場を変える人よりかは長く働いてくれる人をカワイイと思うのは人情です。まあ、この辺は人それぞれの価値観なので、それこそカルチャーフィットが重要です。

雇われている意味を考えよう

とはいえ、上記の記事で共感できる部分は本当にその通りなので、年収アップやキャリアアップを考えるのであれば参考にした方がいいと思います。

昨今はジョブ型だの、副業だの、と労働市場ではいろんな話がありますが、タニタさんや電通さんが社員の個人事業主化を進めていくのも働き方が今後大きく変わる予兆かなと思います。

で、どんな形態で働くにせよ、雇われていることの意味を考えることは重要です。そうした意味では上記の「職種は概念」というのは言い得て妙かなと思います。

というのも、仕事をしていると、業務範囲に収まらない、誰が担当するのか不明な業務ってあるんですよね。その業務を誰が拾うのか、こぼれた業務を定義してそれを誰がやるのか、なぜそれがこぼれてしまうのか、何が問題なのかということが今後整理・定義できる人が必要になってきます。

あるエンジニアの仕事がアプリ開発だとしても、それに取り巻くいろんな業務があるんですが、それを誰が巻き取るのかってどの組織でも問題になりがちなんですよ。ジョブ型になったり、業務委託を活用していくとそうした問題は増えていくでしょう。

で、自分のキャリアアップを考えると、非常に重要なのは、どうして自分は雇われているのか?という視点を持つことです。すでにある仕事を淡々とこなすということではなく、ふわっとしたものを仕事として形にして問題を解決していくことが今後求められるのです。

特に正社員として雇われているのであれば、仕事の要件定義をして問題を解決していくという行動は絶対に求められます。今後は必ずそうしたことが100%求められます。

問題が起きないように!って祈ってるだけではダメだし、問題が起きない職場なんてものはない。仮に問題が起きない職場なんてあったら、それはもうロボットでいいわけですよ。人が考える必要がない。

つまり、働くというのは、問題を解決することだ!って意識をもって、
・何が問題かを定義すること
・そのために問題を構造化すること
・構造化した問題においてどのような悪影響が出ているのかを把握すること
・その問題をどうすれば解決できるのかを考えて行動すること
これが今後のスタンスとして絶対的に求められることで、「職種は概念」の根本的な理解と言ってもいいと思います。

ただ、このような働き方を皆が皆できるわけではないと思うので、できる人とできない人の格差はどんどん広がるだろうということは推察されます。

ほな

さよなら三角また来て四角

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