こんにちは、yasuです。

私の仕事はマーケティングリサーチャーというもので、クライアント企業が商品開発や事業開発、マーケティング活動など様々な営業活動の中で意思決定をしていきますが、その意思決定の支援を生活者理解というアプローチから行うというものです。

消費者理解という仕事

あまり馴染みのない職業かもしれません。リサーチ会社や調査会社に所属するとマーケティングリサーチャーになることができるので、親に調査会社に勤めているというと「探偵?」と聞き返されるくらいです。

で、このマーケティングリサーチャーという仕事は本当に幅の広い仕事です。当たり前と言えば当たり前ですが、企業が意思決定をする際に勘・経験・度胸ばかりでは失敗する可能性がありますよね。なので、自社商品のユーザーさんにアンケートやインタビューをすることで満足度や不満点などを把握し、改善につなげるために我々がいるのです。他にもいろんな場面で我々は仕事をしています。

男や女(今ではこの区別だけではない)、学生やサラリーマンや専業主婦や老人など、その人の属性や仕事、ライフスタイル、ライフステージなどによって享受する商品やサービスが異なりますよね。だからクライアント企業は本当に星の数ほどあります。

つまり、マーケティングリサーチャーという仕事はコンサルと同じように業種の数だけ、人間の営みの数だけ広がりがあるのです。ですので、本当に仕事の種類は多く、量も多いです。

生活の中の新しいことに意識を向ける

で、なんで私が自分の仕事を説明しているかというと、人間って生きているだけで新しいことにいろいろと挑戦しているんですよね。もちろん大きな挑戦や日常の中の小さな挑戦、たくさんあります。

就職、転職、結婚、住宅購入、自動車購入、資格取得のような人生やライフスタイルを変えるような挑戦もあれば、にんじんを食べるというような苦手克服という挑戦もあるでしょう。

そう、私はこの業界に10年以上いる中でいろんな人間の生活を垣間見てきました。その中で人は大なり小なり変化しているんですよね。ですから、「変わる」ということに対して怯える必要はないんですよね。生きているだけで変化しているわけだから。

そして、こうした日々の生活において無意識に取り入れている新しいことに「なぜ」という疑問を持つようにするだけでビジネスのスキルがどんどん上がっていくと思います。

「このお菓子をなんとなく手に取ったんだけれど、なぜ私はこのお菓子を手にしたんだろ?」

とかね。この考え方ができるだけで思考の幅や深さが本当に変わるのでぜひやってみてください。

自分の心の動きとキャリア

上記のように自分の行動に意識をもっていくことでいろんな気づきを得られると思います。どうして私は転職したいと思っているのか、転職して何を手にしたいと思っているのか、今の会社ではそれは手にできないのか?など。

この求人に興味を示したけど、この求人の何が自分にとって注目に値したのだろう?年収だけか?仕事内容か?どんな仕事内容だと自分は考えたのか?

という感じで考えるだけで、面接対策にもなりますよね。

そう、小さな心の動きを深堀することで、深い自己分析につながるのです。

マーケティングリサーチという仕事の深さ

さて、見出しでちょっと大げさな感じで書きましたが、自分の仕事ってすごいんだよって言いたいわけではなく、私がしている仕事は生きているだけで学びがあるのです。実際に結婚してキャリアから外れた人でも、正社員で復帰することは比較的容易な業界です。

なぜなら、結婚、出産、育児という経験を経たことで考え方が変わったり、行動が変わったり、今まで知らなかった感情に出会うことが消費者理解につながり、そうした経験を実際の仕事に活かしている人が多いのも事実です。

ということで、変化の早いこの社会で新しいことに興味を持ってチャレンジすることに臆病になる必要はないのです。それが何か役に立つこともあるし、役に立たないこともある。それくらいの気分で新しいことにチャレンジすると気分も新たに、人生楽しめると思います。

だいぶとりとめのない話になってしまったので、ここまで。

ほな

さよなら三角また来て四角

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